第4回東京公演
日時:2000年1月23日(日)開演:15時00分
会場:すみだトリフォニーホール(東京)
出演:
指揮/トーマス・ザンデルリンク
Pf/近藤嘉宏
曲目:
モーツァルト/歌劇「フィガロの結婚」序曲
ベートーヴェン/ピアノ協奏曲 第5番 変ホ長調「皇帝」
ドヴォルザーク/交響曲第8番 ト長調 作品88
角田亜季美さん(高校生)
今回は高校生の私にこのような機会を下さいましてありがとうございます。
この日は母と一緒に行ったのですが、母も感動していました。私も充実した時間を過ごせた事を感謝しています。今後の活動をとても楽しみにしています。
正直すごく楽しかったです。前回の第九の印象をぶち消してくれました♪ 私も大阪に行く事があるので、また演奏を聞きに行きたいです。カルミナブラーダは行きたいと思っています!
・・・・・下のが私の講評です。

* * * * *
前回の第九から一ヶ月、私にとって二回目のシンフォニカーの演奏。
お決まりと言ったプログラムですが、この楽団を知るにはとても良いと思いした。
はじめのフィガロの結婚は楽しげで響が暖かく、指揮も楽団も楽しそうなので聞いている私も楽しかったです。
第一ヴァイオリンとファゴットの旋律のファゴットがあまり聞こえなかったのが残念です。
皇帝という名に相応しく、堂々とした近藤さんの演奏は弱々しさを感じさせず、ピアノに続いての管弦楽呈示部も雄大でした。軍隊行進曲を思わせる主題に続きニ楽章は宗教的な美しさがあり、全体の頂点とも言え、三楽章は華やかでした。全体的にもう少し線が太くても良かったと思います。
ボヘミア色を濃く感じさせるとても自由な構成のドヴォルザーク八番。一楽章再現部のトランペットが鳥肌が立つほど綺麗でした。ニ楽章は、少しためすぎに感じました。だが金管が響き、シンとした間は最高。 気持ちの良い間でした。木管の旋律も優美でした。三楽章は個人的にとても良かった。低音の響きがとても好きなのです。ファンファーレ後のホルンに不思議な違和感がありました。ファゴットの音色、金管の和音、チェロの主題と、とても良く。前回よりも良い印象を受けました。正直とても感動しました。
素直な気持ちで拍手をしました。

今回の席は一階席の前の方だったため、ティンパニの手元が全く見えませんでした。音の響きはとても良いのですが、前回の第九で花石さんの演奏に感動した私はティンパニが良く見える席に移動をお願いして、休憩後席を替えてしましました。
ですが、上から見た方が全員の表情(全身)が見えて、全てにおいて音楽を聴く事が出来ました。それも良かったです。
演奏を終えた後の皆さんの顔がとても充実していて、心から来てよかったと思いました。
これからの成長をとても楽しみにしています。
もっと関東にも演奏をしに来て欲しいですね。今回は本当にありがとうございました。

田中 敏治さん

演奏会に出かけて行くのは良い演奏を、感動を期待するからに他ならないが、この東京公演はまさに期待以上のものであった。
この感動、それは、テンポが、バランスがどうの、あるいは熱意がどうのという類の表面的なものではなく、指揮者、奏者らの考えに聴衆がどう反応し、どう刺激を受けるのか、ただただその点に関わってくるもので、まさに指揮者と奏者が一体となり聴衆に挑んできた結果生まれたものであった。
マエストロの背中越しに次の展開を自分ならこう表現すると予測し、実際に出てくる音楽との間に作られるベクトルによって心地よさや驚きが生まれ、時には圧倒され、最後には沸沸と感動が込み上げる。
特にドヴォルザークはこの感動の連続であった。数え上げたら切りがないが、敢えて一箇所となると、第三楽章の中間部である。
ここでマエストロが要求し作り上げたのは、心地よさの中にも緊張感に裏打ちされた高い精神性であったと思う。それは単にあのテンポで振れば出来上がるものでも、バランスや強弱を揃えれば済むものでもない。もちろんピンと張り詰めれたものを表に出してもいけない。激しさやスピード感で一気呵成に盛り上げるものとは対極にあるこの部分にマエストロの真髄を聴いた。
20周年を迎え、益々充実する大阪シンフォニカー。プロフィールにあるキャッチフレーズも「好感」から「実感」をもって評される、新しい節目を迎えたと言えよう。


掲示板より COROさん

東京公演、行ってきました!!
大阪の定期にも行ったのですが、東京まで行ってしまいました。今年に入って大阪シンフォニカーの演奏を聴くのはこれで6回目。
いつ聴いても思うのですが、やっぱりザンデルリンク氏だと皆さん違いますよね、気合の入れ方が。ザンデルリンク氏は、オケの一人一人の良さを引き出してそれをまとめてるって感じるんですよね。ほかの指揮者の方でもそうですけど、ザンデルリンク氏は特にそう思います。
大阪と東京の両方を聴いて、近 藤さんはだんぜん東京の方がよかったですね。オーケストラとは違ったところで響いてるって感じでしたけど・・・。
ドヴォルザークもすごかったです。フルートの音色がすごくきれいでした。今回は村瀬先生の大きなソロはなかったけれど、ちょこちょこ出るのがもう嬉しくて、嬉しくて・・。村瀬先生の音って、周りがどれだけ大きい音であろうと分かるんですよね、不思議と。今回は、大阪のときよりもよく聞こえた気がしました。
とにかく、本当にお疲れ様でした。しばらく大阪シンフォニカーの演奏会がないのでさみしいです。皆さんゆっくり休んでくださいね。また、3月にたくさん聴けるのを楽しみにしています。


東京公演スナップ


2000年1月23日(日)午前11時よりリハーサルでした。

リハーサルが終わりました。左から指揮者のトーマス・ザンデルリンクさん、
本日のソリスト近藤嘉宏さん、楽団代表敷島博子。

直前まで指揮者とソリストは打ち合わせをします。

事務局の赤穂さんもチラシの挟み込みです。

左から敷島鐵雄事務局長、今回お世話になったコンサートイマジンの
佐藤修悦代表、楽団代表敷島博子。


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