第1回いずみホール定期ソリスト:
ヴァイオリン:ヨハネス・レーアタワーさん
 
(元アムステルダム・バロックオーケストラコンサートマスター)

独占インタビュー10のQ&A

Q1.貴方はなぜヴァイオリンを始めたのですか?
私はこの楽器の音が大好きになったからです。私の父はヴィオラプレーヤーで小さい頃彼が練習している横で座って聴いていました。ある時私が「ヴァイオリンを習いたいんだけど」と両親に言ったら彼らは当時教育的楽器として有名だったリコーダーを習うことを勧めてくれました。そして私は二年間リコーダーを習い、その後にヴァイオリンを習うことになったのです。

Q2.どなたか貴方に影響を与えた人物が居たら教えて下さい?
私の人生では一人では無く、沢山の人物が私に色々な(音楽のみではない)影響を与えています。そのなかで3人音楽の分野で私に影響を与えた人物をあげてみたいと思います。まず、私の生まれたフローニンゲンの音楽院の室内楽の教師です。10歳の頃から高校の最後の二年間まで殆ど毎日レッスンが有りました。私がアムステルダムに(勉強のために)行くときに「バロックヴァイオリニストと指揮者になりたいんだ」と先生に告げたら、「待ちなさい。まずヴァイオリンを弾くことをしっかりしなさい」とのアドヴァイスを受けました。これには今でも感謝しています。二人目はアムステルダムで習ったヴァイオリニストとしても教師としても素晴らしいオランダ人のボウ・レンケスです。彼はヴァイオリンを弾くだけではなく、どの様に生きて行くかを教えてくれました。今私が教鞭を取るようになっても彼は私の教師としてのモデルです。
三人目はニコラウス・アーノンクールでしょう。彼との初の出会いは学生の頃コンセルトヘボウオーケストラで弾いた時でした。後には、彼にオーストリアで指揮を習いました。

Q3.貴方の今年最大の出来事はなんでしょう?
ネザーランド・バッハ協会でマタイ受難曲を指揮することです。これは大変名誉なことです。これはグスタフ・レオンハルトとの提携でもあり、このアンサンブルの最も得意とするレパートリーだからです。また、日本に行く前にオランダ女王の前で彼女の誕生日にバッハの「音楽の捧げ物」を演奏します。

Q4.貴方が今一番興味を持っているレパートリーはなんでしょう?
勿論今弾こうとしているレパートリーにいつも最大の興味を持っています。そう、今現在はバッハです。しかしもう少し後に指揮することになる、シベリウスもいつも視野に置いています。勿論女王の前で演奏する後に最重要な出来事となるモーツァルトとハイドンも。私がもし自分のいつも持っていたいレパートリーは何かと訊かれたら、古典派のハイドン、モーツァルト、ベートーヴェンと答えるでしょう。

Q5.貴方の最も尊敬するヴァイオリニストは何方でしょう?
ギドン・クレーメルだと思います。かれは特別なヴァイオリン奏者で、すごく特別なアイディアを持っています。

Q6.貴方の趣味はなんでしょう?
ヨットでセーリングをすることです。

Q7.世界中の街で貴方が大好きな街を挙げて下さい。
うーん。難しいなあ!アムステルダムとヴェニスはいつもお気に入りです。

Q8.もし貴方が今、1千万ユーロを持っていたとしたらどうなさいますか。
「戦争の子供達」財団に寄付をするか、戦争の悲劇に尽くす財団に寄付をします。

Q9.貴方のお気に入りのコンサートホールを教えて下さい。
多分「アムステルダム・コンセルトヘボウ」というでしょうね。でも私はウィーン楽友協会がお気に入りです。

Q10.今日のコンサートの聴衆にひとことメッセージをお願いします。
私は大阪シンフォニカー交響楽団の皆さんと曽我さんと一緒に仕事をする事を本当に楽しみにしています。私がこの素晴らしい国に招待されると言うことは大変名誉なことです。私の最後の日本への訪問は1991年にインマゼールとオーケストラ・アニマ・エテルナとモーツァルトのヴァイオリン協奏曲を全曲、東京と京都で演奏したときでした。これが大阪への最初の訪問になります!

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