2005年11月04日 第104回定期演奏会
■シェフからのメッセージ
今夜のコンサートでは、私の息子マルティン・ヴァーレックがヴァイオリニストとして大阪シンフォニカー交響楽団と、シベリウスの有名な協奏曲を共演することになり、大変嬉しく思っています。現在マルティンはプラハ放送交響楽団のソリストとして、また、若い音楽家達からなるエポック弦楽四重奏団の第一ヴァイオリン奏者としても活躍しています。プラハ放送交響楽団とは、世界各都市で(ケルン、ザグレブ、プラハ、トロント、イズミール、台北など)共演してきました。 マルティンはプラハ音楽院を卒業した後、アメリカのエール大学で学びました。すでに、チェコ放送ラジオサービスから、ヴァイオリン協奏曲を収録した2枚のCD(シベリウス、プロコフィエフ、バーバー、ドヴォルザーク)をリリースしています。またエポック弦楽四重奏団とはフランスやスイス、イスラエル、日本の一流の会場において、クラシックだけでなくジャズのレパートリーも取り入れた公演を行ってきました。
 さて今夜のプログラムについてですが、ジャン・シベリウスはフィンランドの音楽を代表する重要な作曲家です。特にこのヴァイオリン協奏曲ニ短調は、演奏者、聴衆ともに満足を実感出来る曲のため、しばしば演奏されています。
 ロマン派の作曲家の中でもヨハネス・ブラームスは、アントニン・ドヴォルザークと並んで、私の最も好きな作曲家です。ですから、ブラームスの交響曲を演奏できる機会をいただけることは嬉しいかぎりです。
 聴衆の皆様、この大阪シンフォニカー交響楽団の記念すべき25周年によせて、心からのお祝いを申し上げたいと思います。この楽団で行われている数々の素晴らしい芸術活動が、末永く続くよう願っています。またお会いできることを楽しみにしていま す。
大阪シンフォニカー交響楽団 首席客演指揮者
ウラディーミル・ヴァーレック

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