2009年09月16日(水)第138回定期演奏会
■シェフからのメッセージ

大友 直人


大阪シンフォニカー交響楽団とは今回で2回目の共演になりますが、全て私が好きなプログラムで演奏会を迎えられますこと、大変幸福に感じております。
 作曲家ヴォーン=ウィリアムズの知名度はそれほど高くは無いですが、深い音楽を書いた偉大な作曲家の一人です。そんな彼の作品の中でも、「タリスの主題による幻想曲」は、おそらく最も美しい感情的な作品(弦楽のみ)と言えるでしょう。
 モーツァルトのフルート協奏曲第2番は、皆様にとっても非常に馴染み深い曲であります。今回のソリストである新村理々愛さんはまだ中学生。最も若いフルートのソリストで、将来性を兼ね備えたチャーミングな方です。
 そして、エルガーの交響曲第2番は、エルガーらしさ(=温かい心情)が込められている、エルガーを代表する超大で魅力的な作品です。特にフィナーレは、エルガーが何か特別な晩年の心の内を描いた様に思えてなりません。言葉に出来ない程の美しい世界が最後に繰り広げられるのです。
 どうぞ心ゆくまで、存分に最高の演奏会をお楽しみ下さい。

大友 直人

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