2010年01月15日(金)第141回定期演奏会
■シェフからのメッセージ

小林 研一郎


阪神大震災のチャリティ公演で何度か共演させて頂きましたが、定期演奏会は2度目。楽団員の皆様との数年ぶりの再会を楽しみにしております。そして、チャリティ公演の時とはまた違った渾身の演奏をお互いに精進しつつ作り上げていきたいと存じます。
今回のプログラムは全てチャイコフスキーの作品でまとめてみました。交響曲第3番「ポーランド」はチャイコフスキーの中では「マンフレッド交響曲」と並んで最も長い管弦楽曲の一つであり、私自身としても4番、5番、6番よりもむしろ、チャイコフスキーの魅力が溢れているように思います。
「弦楽セレナーデ」はストリングスの透き通るような美しさ、力強さ、繊細さなど弦の魅力を縦横に出来る、大阪シンフォニカーの弦の魅力を是非会場でお聴き頂きたいものです。「ロココ風の主題による変奏曲」はチェロの遠藤真理さんと久々にご一緒しますが、今回は彼女のザルツブルグ留学からの帰国後の初めての共演。ヨーロッパで本場の音楽を肌に感じて吸収してきた成果が楽しみです。

大阪シンフォニカー。しのぎをけずって行き続けねばならない過酷な世界の中心での文化の担い手。
とてつもないエネルギーで人々の心に夢や愛や祈りを紡ごうと努力される方々。

小林 研一郎

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