大阪シンフォニカー協会 理事長
大和ハウス工業株式会社 代表取締役会長
樋 口 武 男

ご挨拶

 このたび、設立26周年を迎えられた、大阪シンフォニカー交響楽団の支援組織であります「大阪シンフォニカー協会」の理事長に、三洋電機株式会社の井植 敏さんの後任として就任いたしました。
 楽団代表の敷島博子さんが、「聴くものも、演奏するものも満足できる音楽を!」をモットーとして1980年に創立されて以来、四半世紀にわたって輝かしき足跡を刻んでこられた当楽団を、支援させていただくことは誠に意義深く、楽団支援の重要性を痛感しております。と同時に、楽団を今日の地位まで育て上げられた敷島代表はじめ楽団員の皆様の並々ならぬご努力と地道な弛まざる活動に対し、深甚なる敬意を表するものであります。
 さて、地盤沈下が叫ばれて久しかった関西経済もようやく明るさを取り戻し、浮揚の兆しが見られるようになってきましたが、経済のみならず、関西全般のより一層の拡大・発展を図っていくには、経済活動はもとより、文化・芸術活動の活性化も大きな要素となってきております。物質的豊かさから、心の豊かさ・精神的な充足感が求められる時代になっております。
 元来、歴史や文化は関西に共通する大きな魅力であり、大阪・関西の文化振興を考える上で、地域に密着したオーケストラの存在は不可欠であると認識しております。
 とはいいながら、楽団運営の難しさは、かねて見聞しておるところでありまして、協会の理事の方々はじめ、法人会員各位のご支援・ご協力が不可欠であるとともに、演奏会にご来場された聴衆の方々のリピーターとしての再三にわたるご来場が何にも増して重要であることは、言を待たないところであります。くれぐれも宜しくお願いを申し上げます。
 当交響楽団が本拠地としている堺市はじめ、広く大阪・関西にますます確固たる地盤を築き、さらには関西ならではの音楽文化を世界に向けて発信していく過程で、益々発展することを切に願い、微力ながら尽力することを肝に銘じ、就任にあたってのご挨拶といたします。