■大阪シンフォニカー交響楽団-楽曲解説DB
ガーシュウィン:ピアノ協奏曲ヘ調
Gershwin: Concerto for Piano and Orchestra in F
初演:
演奏時間:13',11',7',(31')
楽器編成:2Fl,1Pic,2Ob,EH,2Cl,B-Kl,2Fg,4Hr,3Tp,3Tb,Tub,Tim,3Perc(Cym,Glock,Xyl,SD,Woodblk,Whip,BD,Trgl,Gong),Str
■ガーシュウィン:ピアノ協奏曲 ヘ調
ジョージ・ガーシュウィン(1898〜1937)は、ニューヨークに生まれた作曲家・ピアニスト・指揮者である。本名はジェイコブ・ガーショヴィッツ、両親はロシア系ユダヤ人の移民だった。ガーシュウィンは10代後半から、音楽出版社に勤めながらポピュラー・ソングの作曲を始め、1919年の歌曲「スワニー」が大ヒット、一躍人気作曲家の仲間入りを果たす。また作詞家の兄アイラと組んで多くの楽曲を世に送り出し、後世に輝く多くのスタンダード・ナンバーを残した。
さらにクラシックとジャズの融合にも挑戦、ポール・ホワイトマンの依頼により「ラプソディー・イン・ブルー」を作曲、しかしまだオーケストレーションは精通していなかったため、管弦楽部分はホワイトマン楽団の専属編曲家であるグローフェに託された。
この「ピアノ協奏曲」が生まれたのは翌1925年。前作「ラプソディー・イン・ブルー」の成功を踏まえ、当時ニューヨーク交響楽団の指揮者ウォルター・ダムロッシュがガーシュウィンにピアノ協奏曲の創作を委嘱したのである。ピアノ協奏曲という伝統的形式を作曲する得がたい機会に恵まれたガーシュウィンは、今度は古典的様式や作曲技法を徹底的に研究、オーケストレーションについては自費で劇場を借り、演奏家を集めて試奏しては改訂するという地道な努力を貫いた。それが見事に実り、全曲は様式観に立脚しながらガーシュウィン特有のラプソディックで自由闊達な楽想が横溢している。
第1楽章 アレグロ ヘ長調 2/2拍子
第2楽章 アダージョ−アンダンテ・コン・モート 変ニ長調 4/4拍子
第3楽章 アレグロ・アジタート ヘ短調 2/4拍子
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