■ブラームス:大学祝典序曲 作品80
「ドイツ・レクイエム」「ハンガリー舞曲」「交響曲第1番」などの名作を発表して、声価の高まったブラームスのもとに、おめでたい知らせが届いた。ドイツのブレスラウ大学が名誉博士号を贈りたいというのである。彼はありがたく頂戴することにして、そのお礼にこの序曲を1880年につくった。陽気な4つの学生歌を交えながら、ソナタ形式風の構成をとり、打楽器の奮闘が心地よい。同じ年につくられた「悲劇的序曲」と表裏一体をなす名曲である。
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