■大阪シンフォニカー交響楽団-楽曲解説DB
サン=サーンス:ヴァイオリン協奏曲第3番ロ短調Op.61
Charles Camille Saint-Saens: Concerto for Violin and Orchestra No.3 in B minor, Op.61
初演:1880年
演奏時間:9',9',11',(21')
楽器編成:Slo-Vl,2Fl(Pic),2Ob,2Cl,2Fg,2Hr,2Tp,3Tb,Tim,Str

サン=サーンス(1835〜1921)はヴァイオリン協奏曲を3曲残しているが、第1番と第3番はサラサーテのための作曲された。有名な「序奏とロンド・カプリチオーソ」も含めると、サラサーテのために協奏曲及び協奏的作品を3曲書いたことになる。第3番を作曲したのは1880年のことで、これがサン=サーンスが完成した最後のヴァイオリン協奏曲であり、彼のヴァイオリン協奏曲の中では抜きん出て広く愛好される作品となっている。ロ短調という悲劇的な性格の強い調性をとっていることにもよるだろうが、その音楽はもの悲しい気分が支配的で、それだけに相当な遠隔調である変ロ長調で書かれた中間楽章が際立った対照を見せている。第1楽章〜アレグロ・ノン・トロッポでソナタ形式。第2楽章〜アンダンティーノ・クワジ・アレグレットでソナタ形式。第3楽章〜モルト・モデラート・エ・マエストーソの序奏にアレグロ・ノン・トロッポでロンド形式の主部が続く。

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