■大阪シンフォニカー交響楽団-楽曲解説DB
ウェーパー:歌劇「オイリアンテ」序曲
Carl Maria von Weber: Euryanthe Overture J.291
演奏時間:8'
楽器編成:2Fl,2Ob,2Cl,2Fg,4Hr,2Tp,3Tb,Tim,Str

カール・マリア・フォン・ウェーパー(1786−1826)は、ドイツ国民歌劇の確立に大きな功績を残した作曲家である。歌劇「オイリアンテ」は、13世紀のフランスのロマンスに基づいた台本によって、1823年に完成した作品で、序曲は上演の直前にウィーンで作曲された。初演は同年10月25日、作曲者指揮で行われた。2人の伯爵が美女オイリアンテの行状をめぐって争い、そこに一方の伯爵を恋する悪女が介人するという筋書である。
序曲はアレグロ・マルカート・コン・モルト・フォコ(変ホ長調、4/4拍子)の序奏にはじまるソナタ形式。行進曲風の第1主題は第1幕のアリアに基づき、第2主題(変口長調)は第2幕の恋の歌による。劇中に出る亡霊の場面もラルゴで引用され、展開都は第1主題によるフガートになる。
(無断転載を禁ずる)(C)音楽評論家 小石忠男

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