■大阪シンフォニカー交響楽団-楽曲解説DB
リヒャルト・シュトラウス:13管楽器のためのセレナーデ変ホ長調Op.7
Richard Strauss: Serenade in E flat major for 13 Winds, Op.7
演奏時間:10'
楽器編成:2Fl,2Ob,2Cl,4Hr,2Fg,K-Fg(Tub or Kb)
リヒャルト・シュトラウス(1864-1949)の『13管楽器のためのセレナーデ作品7』は、モーツァルトの『13管楽器のセレナーデ《グラン・パルティータ》K.361(370a)』に刺激を受けて作曲された、R.シュトラウス弱冠17歳のときの作品。メンデルスゾーンやブラームスを彷彿とさせる、19世紀ドイツロマン派の響きが色濃く残っている。単なる習作ではないことは、その後R.シュトラウスが20世紀前半のドイツを代表する大作曲家に成長したことからも証明される。1881年に作曲され、1882年11月27日フランツ・ヴュルナー指揮、ドレスデン宮廷管弦楽団により初演された。大指揮者ハンス・フォン・ビューロー(1830-1894)はこの曲を高く評価、自らドイツ各地で指揮をした。これがきっかけでR.シュトラウスは翌年、ベルリンフィルの初代常任指揮者であったビューローのアシスタントになり、1885年にはビューローが辞任した後の、ミュンヘンでの指揮者の地位を引き継ぐことになったことからも、『13管楽器のためのセレナーデ作品7』はR.シュトラウスのみならず、ドイツ音楽史にとっても重要な意味を持つ楽曲である。
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