■大阪シンフォニカー交響楽団-楽曲解説DB
ワーグナー:歌劇「リエンツィ」序曲
Wagner: Rienzi Overture
作曲年代;1840年
演奏時間:12'
楽器編成:2Fl,Pic,2Ob,2Cl,2Fg,K-Fg,4Hr,4Tp,3Tb,Tub,Tim,4perc(SD,Trgl,BD,Cym),Str
このオペラはワーグナーにとっての出世作で、1840年の11月に完成し、翌年の10月、ドレスデンで初演された。主人公のコラ・ダ・リエンツィ(1313〜1354)は実在の人物で、ローマに生まれた愛国者であった。彼は常に民衆のために貴族たちと闘ったが、非業の最期を遂げたといわれている。このオペラのテーマになっているのは、反権力的な思想で、こうしたところはいかにも、若い熱血漢だったワーグナーらしい。
序曲はまずリエンツィが、民衆に革命を呼びかけるトランペットの動機から始まる。次いでリエンツィの祈りの歌、「全能の天よ、護りたまえ」が奏され、ソナタ形式の主部に入る。リエンツィの雄叫び「聖なる魂の騎士」、彼の娘とその恋人の二重唱「慈悲への感謝の歌」が、主題として用いられ、華やかに展開されて行く。
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