■大阪シンフォニカー交響楽団-楽曲解説DB
エルガー:序奏とアレグロOp.47
Elgar/Edward: Introduction and Allegro Op.47
演奏時間:14'
初演:1905年3月8日ロンドン響
楽器編成:Solo Str Quartett, tutti Str.
 エルガーは1898年、彼の代表作である『エニグマ変奏曲』を作曲したが、この曲は主題につづいて14の変奏があり、それぞれの変奏が親しい友人たちを念頭に作曲されている。この『エニグマ変奏曲』第9変奏曲に登場するドイツ生まれのアウグスト・イェーガーが、ロンドン交響楽団のために「輝かしく速い」スケルツォ作品を書くことをエルガーに提案したことから生まれたのが『序奏とアレグロ』Op.47である。
 序奏の主題は、エルガーが西ウェールズを旅行した際に採譜した民謡をモチーフにしている。弦楽四重奏と弦楽合奏が合奏協奏曲風に対立、融合していることが大きな特徴。作品の複雑さと演奏の困難さから、初演と数回の再演の後30年以上も放置されていたが、戦後、弦楽奏者のレベルが作品に追いつき、レパートリーとなった。
(無断転載を禁ずる)(C)佐々木 修

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