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2014年度 シェフからのメッセージ

 
 
第185回定期演奏会    4月24日(木)
寺岡 清高
寺岡 清高
寺岡 清高

 

シェイクスピア生誕450年記念【オセロー】

≪自然・人生・愛~マーラーとそのライヴァルたち①≫

2014年4月24日(木)19時00分開演

 

 1860年にマーラーが生まれたのは、今のオーストリアの北にあったボヘミアとモラヴィアのちょうど境のあたりでした。西側のボヘミアと東側のモラヴィアをあわせると現在のチェコにあたりますが、当時はハプスブルク家の統治するオーストリア帝国領でした。またモラヴィアの東にはスロヴァキアがありますが、これもまた帝国領でした。三地域を代表する作曲家で、マーラーに関連して挙げるなら、ドヴォルザーク、コルンゴルト、フランツ・シュミットでしょうか。2008年からずっと「ベートーヴェン、ブラームス、マーラー」を縦軸にしてロマン派の作曲家を中心に採り上げて参りましたが、今回はそこにさらに地域性という横軸を合わせて新しいシリーズを立ち上げます。

 第1回目は同郷の作曲家としてマーラーも敬意を表していたドヴォルザーク。晩年の交響詩「英雄の歌」はマーラーによって初演されています。マーラーとチェコというのは、大抵は出生地の時に話題に出るだけですが、音楽の中にどの程度その影響が刻印されているものなのか。唐突な話ですが、東京育ちの私が大阪で仕事をするようになって、それまで関西弁と一括りにしていた言葉が、大阪、兵庫、京都、奈良、和歌山でそれぞれ異なるどころか、そもそも大阪内でも育った地域によってイントネーションだけでなく場合によってはお互いに通じない表現があることを知ったように、地域性という物差しでわかることがきっとあるに違いないと思っています。   

 今回のオール・ドヴォルザークプログラムで採り上げるのは1996年にシエナのキジアーナ音楽院でチョン・ミョンフン先生に指導を受けた思い入れのある交響曲第7番。そしてめったに三曲続けて演奏されない序曲三部作。その中にマーラーと共通するものが聴こえるか…ぜひお確かめにお越し下さい。ちなみにその時一緒に指導を受けた下野竜也君が、そのめったに演奏されない三部作をなんと我々の翌日に京響で採り上げる、という偶然も何かの縁でしょうか。めったに演奏されない曲の実演聴き較べまでできる貴重な機会をお聴き逃し無く!

 

 

 

                           大阪交響楽団 常任指揮者

                                               寺岡 清高   

 
 
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