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インタビュー 原田 美英子(クラリネット副首席奏者)
2017-09-01
— クラリネットを始めたのは。

初めて吹いたのは中学1年生です。ブラバンに入って、キラキラ光るフルートを吹きたかったんですけど、ジャンケンに負けてクラリネットになりました。おもちゃ代わりにピアノやリコーダーが家にあったので、色々触っていて、別に楽器がやりたいっていう意識はなかったんだけれど、やってみて面白かったからそのまま続いちゃったんです。ちゃんと練習したら、ちゃんと吹ける。上手になると、次にこんなこともできるかもと、今に至るまでこの連続です。新しい発見がその時々でありました。

— 専門的にやりだしたのはいつですか。

自分で練習していても限界があるなと、高校生になった頃に思っていて、母に「習ってみたら?」と勧められたのが最初でした。音楽大学を卒業後、仕事にできるのかというところでウロウロしていたのですが、これを仕事にするしかないなと自覚したのが20歳代終わりぐらいです。大阪シンフォニカーにはエキストラでずっと来ていて、ある日「オーディションあるから」と言われるがままに受けて団員になりました。パドマ幼稚園で練習していた時代で、まだまだ半分アマチュアのようなところもあった頃です。

— オーケストラとしてカラーが確立してきたのは。

ザンデルリンクさんの頃は、ある意味鍛えられたとは思うんですけど、その当時は「キンダーガーデン(幼稚園)」と言われてました。実は、児玉宏さん(音楽監督・首席指揮者 2008年4月〜2016年3月)が来てからようやく階段を一段上がることができたのかなと思っています。今に至るまで、ちょっとでも良い方向に行くことができればと考えて、どうにか乗り越えてきたように感じています。やればやるほど、オーケストラの面白さと難しさ、そして奇妙なところがわかってきて、少しは楽しめるようになってきたのかな。

— オーケストラで演奏していてよかったなと思う瞬間は。

私は2番クラリネットを担当することが多いのですが、セカンドにしかない伴奏みたいなソロがあります。例えば《シェヘラザード》(リムスキー=コルサコフ)のヴァイオリンと一緒に動くところ。(座っている場所の)距離があるんですけれど、これを同じ感覚でできたと思えた時は楽しいですね。2番クラリネットというポジションは、吹いている私とは別にもう一人の自分がいて、木管セクションとか管楽器全体のハーモニーを冷静に聴くことができるという点で、オーケストラの中で吹いていて面白いです。大阪交響楽団らしいところでは、これは一例ですが、どのタイプのソリストであっても一生懸命つけてあげようと同じ方向を向けるところが、優しいところだなと思います。
 
 
 
原田美英子写真:(C)飯島 隆
 
聞き手/小味渕彦之(音楽学・音楽評論)
 
~プログラムマガジン2017年度7・8月号掲載~
 
 
 
 
 
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