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インタビュー 牛尾 佳子(ヴァイオリン奏者)
2017-10-11
— 楽器を始めたのは、いつですか。

 相愛の音楽教室に通っていて、最初はピアノを習っていました。小学校に上がる時に一緒に通っていた友人とヴァイオリンを始めました。音楽教室のソルフェージュや聴音などのクラスは私には苦痛でしかなかったのですが、弦合奏やオーケストラのクラスで弾けるようになり、一緒に演奏する楽しさは何にも代えがたいものになりました。周りには演奏の上手な方がたくさんおられて刺激をうけました。高校は父の転勤でロサンゼルスの学校に転校しました。LAでもヴァイオリンの先生はすぐに見つかりましたが、車社会のLAではレッスンに行くのも車がないと行けません。母の不慣れなfreewayの運転でレッスンに連れて行ってくれた事は感謝ですね。

— ヴァイオリンを仕事にしようとするきっかけはありましたか。

 オーケストラで弾けたらいいなという気持ちはずっとありました。大学を出て間もなく大阪シンフォニカーのオーディションを受けて入団しました。それ以前から、このオーケストラにはエキストラで弾きにきていました。小泉ひろしさんが音楽監督・常任指揮者の時代です。パドマ幼稚園で練習をしていて、昼間は子供たちがいるので、練習は夜でしたね。

— ずっとこのオーケストラで弾いてきて、変わってきたものはありますか。

 自分が一番変化してきたのかもしれません。オーケストラで弾きながら、子育てもしてきました。子供が社会人になって、自分自身の心の変化と体力の変化を感じています。体力の維持に苦労することがありますが、それでもやっぱり前向きにやっていければと思っています。それも勉強ですね。

— 一番思い出に残る指揮者はどなたでしょう。

 最近では児玉宏さん(音楽監督・首席指揮者 2008年4月〜2016年3月)ですが、トーマス・ザンデルリンクさん(音楽監督・常任指揮者 1992年1月〜2000年12月)の時は団員の意識も変わりました。音楽に対して厳しかったです。現在の外山雄三さん(ミュージック・アドバイザー 2016年4月〜)も厳しく、緊張感があります。基礎的なことをおっしゃるのですが、そうした部分を見直す機会を与えられます。体力がないなんて言っていられません。

— オーケストラで弾いていて「よかった!」と思えたことは。

 やっぱり、一つの音になれること。床から伝わって来るものもあれば、小さな音で、自分はドキドキしながら弾いていますけど、一つに揃って消え入るような音が響くこともあります。あと、同じ曲を演奏しても指揮者によって違うというのが魅力です。やっぱり好きだという気持ちがありますから、いつまでも音楽を続けていきたいです。
 
 
 
牛尾佳子写真:(C)飯島 隆
 
聞き手/小味渕彦之(音楽学・音楽評論)
 
~プログラムマガジン2017年度9・10月号掲載~
 
 
 
 
 
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